2012/03/05

開催してみて。

トトノワールズvol.1終了から一週間が経ちました。
本当はもっと前々からイベントの話や自分たちのことをブログで
書こうと思っていたのですが、自分たちの事を書こうとすると
どんどん書けなくなっていきました。
今日はなんとかがんばって書いてみます。

わたし達は札幌で出会って、それもライブで偶然出会って、仲良くなって
それから一緒に東京にライブ見に行ったり、いろいろなものを共有してきました。


札幌にももっと遊ぶ場所が増えたらいいのにな~
ライブサーキッドとか、DJイベントとかもっとあってもいいのにな~
そもそも、わたしたちが観たいバンドが全然札幌こないな~
あ、また全国ツアーっていって北海道除外されてるよ~
やっぱりここは外国なのかな~
そういう東京に対する焼きもちみたいなことばかり話しては
やきもきする日々でした。

そうしているうちに、それなら自分たちも札幌で面白いことしよう!
という発想に変わっていきました。
それでも、ずっと同じところをぐるぐるして
なかなか行動に移せずにいました。
そんな中、同じように札幌を盛り上げようと立ちあがったcastlesの二人に刺激されて
わたし達もやるぞー!と、いよいよ闘志?みたいなものがメラメラしてきたのです。


そして、今回本当に行動に移せたのは
今まで出会ってくれた素敵な方たちのおかげです。
誰もがみんな、わたし達の話を馬鹿にせず聞いてくれました。
「やってみたほうがいいよ!」ってキラキラした笑顔で背中を押してくれました。
その言葉で、今回ほんとうに実現することができたと思っています。



寒い寒い札幌のうんざりする冬に、みんなでわいわいと
温まれたらいいなぁ。
ムジカという大好きなカフェで、自分たちの大好きな方たちを招いて
音楽と時間を共有できたらどんなに素敵だろうと思いました。
手探りでアイデアを出し合い、おみやげやその他の構想、
ステージも、歌っていたら雪が溶けて、新芽が咲いて
鳥たちが遊びにくる。そんなイメージで飾り付けしました。




やってみないとわからないもので、はじめてイベントをやってみて
色々な部分が浮き彫りになり、自分たちの未熟さを痛感しました。
それでも、最後までお力を貸していただいてなんとか終了することができました。
改善すべき点が見えたので、絶対次回にいかせるようにします。
イベントを企画して主催者になるってことは大変なことだけれど
それよりも、得るものの方が大きくて、大切な自分の財産になりました。

改めて、こんな得たいの知れないわたし達の企画に快く出演していただいた
田中啓史さんと、山本兄弟には本当に感謝しきれないです。
(もう頭が上がらないので、今後お顔を拝見できないかもしれないです。)


しかしながら、あの日のムジカは外のマイナス気温の事を忘れるくらい
ぽかぽかで、みんなでわいわいと楽しみました。
いっとき、一足早く札幌に春が訪れたかのように温かくて素敵な空間でした。


わたし達は2回、3回とライブという形にとらわれずに
おもしろいことを企てていけたらいいなあと思っているので
どうぞ、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
それと同時に、札幌でおもしろいことしたいと思っている人達が動き出してくれる
ことを楽しみにしていますし、全力で応援します。
わたし達はいつでも扉は開けてあります。
ノックなんてしなくていいから、ひょいっと中に入ってきてくれたら嬉しいなあと思います。

やっぱり、伝えたいことを言葉にするのは難しいですね。
今日はこのくらいで。



長靴をはいたえりっく

2012/03/02

トトノワールズVol.1無事終了しました!

先日、わたしたちの第一回目となるトトノワールズVol.1
無事に終了いたしました!
トトノワールズvol.1

当日、あいにくの雪
最高気温マイナス5度、最低気温マイナス9度の中
開場にお越しいただいた方々、ありがとうございました!

会場は予想以上にギュウギュウの満員御礼。
みなさんには少し窮屈な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

今回ムジカでチケットご購入の方には特典としてコースターを。
入場者全員には、ココアとメープルジンジャークッキーをプレゼントしました。
これは、イベントが終わってお家に帰っても今日のイベントを思い出して
心もほっこりしてほしいな~とういう私たちの考えからです。



前日から手作りして、クッキーを焼き、アイシングもすべて違うものにしました。
(結果、心が折れそうなほどに過酷でしたが喜んでいただけて幸いです。)


The Cigavettesから山本幹宗さん、政幸さんからのスタート。
札幌に来るのはQUATTROのアルバムリリース全国ツアーぶりということで
約2年ぶりでした。
前回の旭川、札幌でのツアー話などで会場を笑わせつつ
いつもの自然な掛け合いで、多分はじめて聴くであろうお客さんの多い中
あっという間にムジカ全体を魔法にかけてしまう山本兄弟。
そして今回はその魔法兄弟のご両親もいらっしゃったので
なんともすごい魔法がかかったムジカホールだったと思います。笑
今回は4月に2ndアルバムリリース、そして3月にアルバム全曲視聴会なるツアーも
ある中、やはり組み込まれない北海道に来て演奏していただけて光栄でした。
なんと今回は会場限定シングルも先駆けて販売していただけました^^
そして、なんとも交流のありすぎるQUATTROのカバーなども披露してくれました。
(4月に出るアルバムの宣伝もばっちりと)
途中、幹宗さんがトイレにいくなどなんともアットホームな進行でしたが
その間も政幸さんがスピッツをカバーするなど
会場の熱を冷ますことなく常に目の離せないステージとなりました。


続いて、最前列の方々の待ちに待った感否めない視線の中
田中啓史さんが登場。
当日、立って歌うか座って歌うか悩んでいたご様子でしたが
結局のところ、どちらのスタイルでも演奏していただきました!
主催者達もはじめて「Keshi Tanaka」さんのとしてのステージをみせて
いただいたのですが、ムジカホールカフェという空間で
こんな近くでみられるのは
本当に贅沢だなぁ~と、ため息がでるくらいでした。 

今回使用していたギターはリハーサルのときから山本兄弟に「弾きやすい!欲しい!」と
大人気で、フォルムやボディの可愛らしさもさることさることながら
啓史さんのつややかで心地のよい声と相まって、素敵な音色を奏でていました。
時間もたっぷり用意していたので、QUATTROツアーでシガヴェッツと
一緒になったときの話などを交えつつ(レーベルメイトのQUATTROの宣伝もばっちりと)

4月にリリースされる、「夜の終わり」などを披露してくださいました。
白熱灯で照らされた会場と窓に映る外の暗さに同調するかのように
歌詞のひとつひとつが重なって、とても引き込まれる瞬間でした。

最後の方は政幸さんが乱入?して前の方で手拍子として参加。

またアンコールでは幹宗さんがやってきて3人一緒にわいわいと
アットホームな雰囲気で会場を盛り上げてくれました。

寒い寒い真冬日の中、ムジカホールカフェは
とても温かい空間になりました。
来ていただいた皆さんに、すこしなりとも何か残せたら幸いです。

今回は前々から札幌でおもしろいことができたらいいな~という私たちの思いと
紳士に向き合ってくれた二組の素敵な方々と
初めてのイベントを開催することができて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとうに、寒い中、(飛行機が飛ばないことを恐れて前乗りをお願いしたにも関わらず)
来ていただいてありがとうございました!

              トトノワールズvol.1当日の様子はこちら

私たち二人の想いは長くなるので別々にブログにまとめようと思います。